【平成26年 1月~ 3月】
カテゴリー:NEWS
ご 挨 拶
新年明けましておめでとうございます。旧年中は漁協事業に対し特段のご協力を
賜りました事、篤く御礼申し上げます。
昨今の自然環境は徐々に変わりつつあり、河川では様々な問題が生じ始めております。
特に昨年の異常気象による猛暑、増水による土砂の堆積、川の淵や瀬の減少等により
秋川に生息する在来魚種にとっても住みやすい環境が減ってまいりました。
一方で、東京湾でふ化した『江戸前鮎』の遡上数は増加してしております。
(多摩川水系で650万尾)
秋川最上流の檜原地区でも、この天然アユがたくさん確認されています。
当漁協としても、アユの産卵場となっている『調布砧地区』での産卵場造成作業に毎年
積極的に参加しており、今後もさらに多くの鮎が孵化し、遡上するよう努めて参ります。
また、外来魚やカワウ、他所から持ち込まれる病気などの被害も拡大の傾向にあります。
これらの様々な問題に対し、内水面漁連、東京都をはじめとする関連機関や漁協組合員
の皆様のご指導、ご協力に対し、心より感謝申し上げます。
本年も漁協一丸となって頑張って参ります。皆様のご指導ご鞭撻お願い申し上げます。
最後に、この一年が皆様方に幸多き年であります事をご祈念申し上げましてご挨拶と
させて頂きます。
秋川漁業協同組合
代表理事組合長 井草 利久